リスパダールの「まとめリンク集記事」があります。
リスパダール はじめに&まとめリンク集(1/11)
この記事では、リスパダールによって起こる高プロラクチン血症について書きます。高プロラクチン血症に関するki値を下の表に示します。
作用 | リスパダールのki値 |
D2受容体遮断 | 3 |
リスパダールのD2遮断作用は、ki値3となっていますが、何度も言うようにD2受容体に長く結合するので、その作用は、3という数値以上に強いものになっています。
結果として、高プロラクチン血症に関する副作用は多いです。この欠点は大きなもので、クセモノだと言っている精神科医もいます。
実際にリスパダールを服用している人の話では・・・・
- 「8か月生理こないよー」
- 「乳汁が出るようになったので、断薬してる。」
- 「性欲は本当なくなるね。精子でないし。」
- 「性障害の人多いね。俺もだけど。」
- 「俺はやっぱり性欲の減退で苦しんだ。」
などと、言っている人がいました。
治験のデータでは、「生殖系」の主な副作用は次の表のようになっていました。
副作用 | 発生率 |
月経障害 | 1.08% |
無月経 | 0.69% |
不規則月経 | 0.24% |
乳汁漏出症 | 0.24% |
射精障害 | 0.12% |
パーセントとしてはあまり多くない感じですが、実際にはもっと多い気がします。おそらくこの表は何週間かの短期のデータなので、長期的にはもっと多いのかもしれません。
リスパダール使用者の掲示板を見てみると、性機能障害が出ている人は結構多かったです。
高プロラクチン血症に関する副作用で苦しんでいる人は多くいました。リスパダールに多い副作用かもしれません。
次の記事へのリンクはこちらです。
「リスパダールコンスタ」はリスパダールより優秀 (9/11)
リスパダールの「まとめリンク集記事」があります。
リスパダール はじめに&まとめリンク集(1/11)
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