動画
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台本
はじめに
皆さん、こんにちは。2025年12月15日に「革新的な心の薬の早期発売を求める会」という団体を設立しました。
英語名は、Innovative Psychiatric Medications Initiativeです。略称は「心の薬ラグゼロ」です。代表は私、松嶋です。副代表は、濱口です。
この動画では、私たちの会の目的、戦略、ビジョンをお伝えし、メンバーを募集します。

けれど、まだこのような活動について右も左もわからない状態です。皆様からの助言やご批判などは歓迎します。
目的
私たちの会の目的は、「向精神薬のドラッグロスを解消し、ドラッグラグを4年半から2年以下へ短縮させる」事です。
少し情報が古いかもしれませんが、2009年~2017年に、世界で開発、承認された薬が、日本で承認されるまでに、平均54.1ヶ月かかっています。つまり、ドラッグラグは平均4年半程度です。
韓国の場合、平均28.2ヶ月で、約2年4ヶ月かかっています。

2025年現在では、もっと短くなっているかもしれませんし、向精神薬の場合、ドラッグラグは長くなりがちという事があります。ですので、正確な数値は分かりません。
現時点の向精神薬のドラッグラグは、仮に、4年半とさせていただきます。4年半を韓国よりも短い2年以下にするということを目指します。かなり野心的な目標かもしれません。

私見ですが、今後人工知能(AI)が社会に革新を起こすと思います。新薬の開発承認プロセスでもAIを活用すれば、かなりの短縮が可能だと思っています。
私たちの活動でもAIについては重要視していきたいと思います。
いずれにしても、海外で新薬が発売されてから、4年も5年も待ってはいられません。2年を目指します。
戦略①

会の目的を達成するための戦略は、大きく2つあります。1つ目は「世論を喚起する」事です。
「2030年頃から革新的な向精神薬が次々と実用化される。革新薬についての情報を社会に広く発信し、日本での早期承認を求める機運を高める。」これが戦略①です。
2030年頃から抗精神病薬だけでも、ムスカリン作動薬、TAAR1作動薬、PDE阻害薬、シナプス再生を促進する薬、グルタミン酸を調節する薬など、今までの薬とは作用メカニズムの異なる革新的な薬が続々と出てきます。
その希望をまず、広く社会に知ってもらいたいと思います。動画やブログ、街頭活動などを駆使します。
例えば、ムスカリン作動薬のコベンフィという新薬は、米国でとても評判が良く、患者の生活を大きく変え得るのではないかと思っています。コベンフィの米国での評判は、近々他でお伝えします。
革新薬についての情報を発信して、日本で早期承認を求める機運を高めれば、次の戦略②がしやすくなります。
戦略②

戦略②は、「ステークホルダー(利害関係者)へ働きかけをする」というものです。
「製薬会社、行政機関、政治家などへの働きかけを通じて、新薬承認プロセスの迅速化を図る。他疾患の団体とも連携し、新薬全般の早期導入に貢献する。」これが戦略②です。
国や大企業に対して、私たちは無力だと思われるかもしれません。けれど、患者の側から声を上げることは企業や国側にとっても重要な意味があります。
例えば、現在最も優れた抗精神病薬の1つであるオランザピンの例があります。
全国精神障害者家族会連合会(全家連)は、1999年4月に、オランザピンを早期承認するよう、厚生大臣や有力国会議員へ陳情しています。

この陳情で、承認が早まった事が確かだとは言えませんが、米国での承認から日本での承認までのラグは約3年と短かったですし、ある程度影響を与えたとも言われています。
一般的にも、患者側の声が政策の方向性を変えた事例は複数あるそうです。
国としても現在、新薬承認プロセスの効率化が、重要テーマとなっています。その際、患者団体からの要望は大きな価値を持ちます。
また、製薬会社が日本に新薬を投入するかしないかを判断する時に、患者団体の声の大きさは、間違いなく重要な要素になるそうです。
目的達成できるのか
どこまでできるかは、自分たちの団体の活動を、どこまで成長させる事ができるかにもよると思います。
コベンフィ早期発売へ向けてのオンラインの署名活動では、1年も経たずに1万筆を越える署名をしていただきました。
向精神薬の早期発売へのニーズは、それ程小さいものではないと思います。新薬への期待をもっと高めていけば、何かしらのことはできると思っています。
大手の団体へも影響を与えることができるかもしれません。粘り強くやっていきます。
オンラインの署名サイトへのリンクはこちらです。

メンバー募集
現在、メンバーは自分を含めて2人なのですが、加えて、2人のメンバーを募集したいと思っています。動画やデザインを担当してもらう人と、広報を担当してもらう人が必要です。
YouTubeでは、収益化を目指します。収益は、4人のコアメンバーで分割することを考えています。
応募して頂ける方は、こちらのリンク先の問い合わせフォームからご連絡ください。
動画/デザイン担当者
戦略①の「世論を喚起する」ことの一環として動画を作ります。企画や台本はこちらでやるので、動画/デザイン担当者には、動画の編集をやってもらいたいです。
新薬の動画の他にも、インタビュー動画の編集などもあるかもしれません。それと、サムネはもちろん活動全体の見栄えを良くするためのタスクはやってもらいます。
もしかしたら、会のホームページも作ってもらうかもしれません。
AIを使ってもらえれば、手間もあまりかからず良いのではないのでしょうか。海外にも発信するかもしれないので、英語がある程度できれば好ましいですが、必須ではありません。
動画の編集と、見栄えに関する事をやってもらえれば、後は、会の目的に沿った事なら何をしてもらっても良いです。是非、あなたの創造性を発揮して下さい。
広報担当者
広報担当者には、メディア対応をお願いしたいです。取材に応じる、または、取材を依頼することをやってもらいたいです。
インフルエンサーへの拡散のお願いや、他団体との連携作りもやってもらうかもしれません。詳しい事は、後に説明します。
広報担当者も、以上の事をやってもらえれば、他は何をしてもらってもいいです。どのように宣伝したらいいか考えるなども、してもらえたらいいと思います。目的達成のために共に考えましょう。
最後に&ビジョン
繰り返しますが、まだまだどう活動を進めていったらいいのか、右も左もわからない状態です。コアメンバーの他にも、外部に助言や協力をしてくれる存在が必要だとも考えています。
特に、この種の活動の経験がある先人に、アドバイスなど頂ければ有り難いと思っています。
「革新的な心の薬によって患者の苦しみが軽減し、能力が回復します。苦難を乗り越えた人々と共に創るより良い世界。私たちはその実現を早めます。」

団体まとめ
「団体名」革新的な心の薬の早期発売を求める会
「略称」こころの薬ラグゼロ
「英語名」Innovative Psychiatric Medications Initiative
「設立日」2025年12月15日
「メンバー」代表:松嶋 副代表:濱口
「ビジョン」
革新的な心の薬によって患者の苦しみが軽減し、能力が回復する。苦難を乗り越えた人々と共に創るより良い世界。私たちはその実現を早めます。
「ミッション」
向精神薬のドラッグロスを解消し、ドラッグラグを4年半から2年以下へ短縮させる。
「戦略」
①世論を喚起する。
2030年頃から、革新的な向精神薬が次々と実用化される。革新薬についての情報を社会に広く発信し、日本での早期承認を求める機運を高める。
②ステークホルダー(利害関係者)へ働きかけをする。
製薬企業、行政機関、政治家などへの働きかけを通じて、新薬承認プロセスの迅速化を図る。他疾患の団体とも連携し、新薬全般の早期導入に貢献する。