2030年頃発売!?エベナミド/革新的な統合失調症薬/治療抵抗性の患者に光【精神科医監修】

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このチャンネルでは「開発中の向精神薬」や「AIによる精神疾患の最新研究」などの情報を発信します。医学によって精神疾患が克服される過程を伝えたいです。2030年前後から、新しい作用メカニズムを持つ革新的な抗精神病薬がたくさん出てきます。コベン…

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はじめに

皆さん、こんにちは。今回は、従来の薬が十分に効かない患者にも、かなり効くかもしれない「エベナミド」という抗精神病薬についてお伝えします。エベナミドについて、新たに加わった情報についても述べます。

エベナミドという新薬は、かなり期待されています。治験では、前例のないほどの効果が出ていて、この薬で救われる患者も多いと思います。

陽性症状への高い有効性

有効性については、今まで言ってきたことの繰り返しになります。とても期待が高いものとなっています。

1年間の長期投与試験では、既存薬に追加して使用され、治療抵抗性の統合失調症への効果が、調べられています。

70%以上の患者に、かなりの効果が見られました。25%の患者は、寛解を達成しました。治療抵抗性の患者、つまり、既存薬が効きにくい患者に対する効果として、これだけでも、前例がないほどの大きな効果です。

さらに、1年間エベナミドを追加投与された患者は、再発した人が一人もいませんでした。

既存薬だけを投与された場合、1年間投与されれば、25~35%ぐらいは、再発する患者が出てきます。エベナミド追加投与で、一人も再発した人が出なかったのは、驚くべきことだと思います。

陰性症状などへの効果

このセクションでは、少し難しいことを言います。

最近の研究調査によると、治療抵抗性の患者は、脳内のドーパミンの働きに異常があるというよりも、グルタミン酸の働きに異常があるのではないかと考えられています。

エベナミドは、海馬という脳部位で、グルタミン酸の働きを調節し、正常化させます。その事によって、治療抵抗性の陽性症状を改善させます。

さらにその働きによって、陰性症状や認知機能障害、社会機能についても改善する可能性があります。

動物実験では、陰性症状や認知機能障害を改善することが示されています。さらにエベナミドは、個人が社会の中で機能するための能力を向上させるかもしれません。社会参加を促進することも期待されています。

副作用

エベナミドは、副作用も少ないです。

錐体外路症状、体重増加、性機能障害は、ほぼありませんでした。全体的な副作用の発生率も、低いです。5%を超えて発生した副作用は、ありませんでした。

眠気、頭痛、不眠症、鼻咽頭炎が、いくらか見られたようです。

発売時期

エベナミドは、既に日本でフェーズ3試験が始まっています。AI予測では、最も楽観的には2029年後半の発売です。けれど、可能性が高いのは、2030年後半~2031年頃だそうです。

ここまでのまとめ

  • エベナミドは、治療抵抗性の患者に対してかなりの効果がある可能性があります。
  • 陰性症状認知機能障害社会機能改善させる可能性があります。
  • 副作用少ないです。
  • 2030年前後発売が予測されています。

早期発売に向けての署名活動

ところで、コベンフィとウロタロントに続き、エベナミドでも早期発売へ向けての署名活動を、行うことになりました。

この署名活動には、2つの意味があります。新薬に対する患者のニーズが大きいという事を企業や行政に認識してもらう事と、署名活動を通して、新薬に対する社会的関心を高める事です。

私たちの会「革新的な心の薬の早期発売を求める会」では、署名活動も含めて、新薬が早く患者の元へ届くような活動をしていきます。

心の病気を持ちながら、大変辛い生活をしている人たちがいます。革新的な新薬によって救われる人は、たくさんいると思います。

エベナミドについても、是非、ご署名お願いします。以下のリンクから署名サイトに行けます。

あなたの声がチカラになります
「エベナミド」既存薬が効きにくい難治性の統合失調症に効く革新薬の早期発売を!

参考文献

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